やって終わりにしない:1日1文の振り返りが学びを定着させる
勉強や仕事の後、その内容をそのまま終わらせていませんか。やったことを振り返らずにいると、経験が積み重なっても自分の力になりにくいことがあります。
フランスの経営大学院HEC Parisのジアダ・ディ・ステファノ氏らの研究では、コールセンターの研修生が業務後に15分ほど「今日の学びを書く」時間を設けたところ、その分だけ多く練習したグループより22.8%高いスコアを記録しました。追加で練習するより、一度立ち止まって言葉にするほうが、学びが定着しやすいことを示しています。
実践はシンプルです。その日の勉強や仕事を終えたタイミングで、「今日いちばん気づいたことは何か」を1文だけ書いてみましょう。たとえば「○○の解き方は図を描くと理解しやすいとわかった」「今日は音楽をかけながら作業したら集中できなかった、明日は試さない」「タスクを細かく分けたら最後まで手が止まらなかった」のように、うまくいったこと・いかなかったことどちらでも構いません。毎日続けると気づきが蓄積され、1週間後に読み返したときに自分のパターンや改善のヒントが見えてきます。