有酸素運動と脳:20分の運動がBDNFを増やし記憶を促す
長時間デスクに向かっていると、集中力が続かなくなったり頭に入りにくくなったりすることがあります。体を動かすことが脳のコンディションにも影響します。
イリノイ大学のチャールズ・ヒルマン教授らの研究では、20〜30分の中強度の有酸素運動(早歩きやジョギング)の後に注意力と認知機能が向上することが確認されています。運動によって脳由来神経栄養因子(BDNF)が増加し、学習や記憶に関わる海馬の機能が促進されるためと考えられています。
通学や通勤の一部を早歩きにする、階段を使う、昼休みに10分だけ散歩するなど、日常の中に「少し息が上がる程度の動き」を入れてみましょう。特に勉強や仕事の前に体を動かすと、その後の集中に入りやすくなることがあります。まとまった時間が取れなくても、10分の早歩きだけでもBDNFの増加が確認されています。