今日の集中スイッチ(2026年03月27日)

入浴と深部体温:湯船で体温を上げると入眠が改善する

入浴後に眠くなりやすいのは、リラックスしたからだけではありません。体温の変化が眠気を引き起こす生理的な仕組みが関係しています。

テキサス大学オースティン校のシャハブ・ハギャーイェ氏らのメタ分析では、就寝1〜2時間前に40〜42.5℃のお湯に10分以上入浴すると、眠りにつくまでの時間が平均約10分短縮されることが示されています。入浴で深部体温が一時的に上がり、その後に体が放熱して体温が下がる過程が眠気を促します。この仕組みを意図的に活用することが、寝つきの改善につながります。

就寝の1〜2時間前(目安は約90分前)に、40℃前後のお湯に10〜15分ほど浸かってみましょう。入浴後は部屋を涼しめに保つと、体温の低下がスムーズになり寝つきやすくなります。湯船に入れない日は、足湯だけでも深部体温を上げる効果が期待できます。シャワーしか使えない場合は、首の後ろや肩に温水を集中的に当てると体を効率よく温められます。まずは数日続けて、寝つきの変化を観察してみてください。