インターリーブ学習:異なる問題を混ぜると応用力が育つ
同じ種類の問題をまとめて解いても、いざテストになると応用が利かない。その原因は、練習の「順番」にあるかもしれません。
南フロリダ大学のダグ・ローラーらが787名の中学生を対象に実施した実験では、異なる単元の問題を混ぜて練習したグループは、単元ごとにまとめて練習したグループと比べ、約1か月後のテストで正答率が約1.6倍高い結果が出ました。これは「インターリーブ学習」と呼ばれる手法で、問題を解くたびに「どの解き方を選ぶか」を考えることが、応用力を育てます。
やり方はシンプルです。数学なら一次方程式・図形・比例など、異なる単元の問題を交互に並べて解きます。教科をまたいでもよく、英語の文法・読解・語彙を混ぜる形も有効です。慣れないうちは解くのに時間がかかりますが、それは脳が「考えている」サインです。まずは手持ちの問題集から2〜3種類を選び、1問ずつ交互に解くところから始めてみてください。