認知的再評価:ストレスを「挑戦」と捉え直すと行動が変わる
強いストレスを感じると、心拍が上がり「怖い、もうダメだ」と感じてしまうことがあります。ただ、その体の反応をどう解釈するかで、その後の行動が変わることがあります。
ロチェスター大学のジェレミー・ジェイミソン准教授の研究では、テスト前に「緊張状態は体がパフォーマンスを上げようとしているサインだ」と伝えられた学生は、そうでない学生と比べてGREの数学スコアが有意に高く、1〜3か月後の本番スコアでも同様の差が確認されました。この「興奮状態をポジティブに捉え直す」手法は「覚醒の再評価」と呼ばれています。
プレッシャーを感じたときに「緊張している」ではなく「体が本番に向けて準備を始めている」と声に出すか、紙に書いてみましょう。心拍が上がっていたり、手に汗をかいていたりするときが実践のタイミングです。感情そのものを消そうとするのではなく、意味づけを変えるだけでよいので、すぐに試せます。