今日の集中スイッチ(2026年04月15日)

週次のタスク「予算」:使える時間を先に計算してから割り振る

やることが多い週ほど予定を全部詰め込んでしまい、結局重要なことが終わらないことがあります。1週間に使える時間を先に「予算」として計算する発想が役立ちます。

トロント大学のディリップ・ソマン教授が2001年に発表した実験では、同じくらい行きたい2つの催しのうち、片方は現金で券を買い、もう片方は長時間並んで取得したと想定し、両方が同じ日に重なった場合にどちらへ行くかを参加者に尋ねました。多くの人は現金で買った方を選び、並んだ時間のほうを「もったいない」とは感じにくいと示されました。時間は使った量が記録に残らないため、配分自体が見えにくいのが原因と考えられます。

やり方は紙1枚です。①1週間は168時間あります。そこから睡眠(約56時間)と仕事や授業(約40〜50時間)を引いた、残り60〜70時間あたりが「今週の予算」です。生活に応じて多少増減します。②その下に、やりたいことを優先したい順に書き出し、予算枠に入りきらない分は線で消すか来週送りにします。時間の見積もりは「多そう/少なそう」の感覚で十分で、慣れるほど精度が上がります。最初は数字より、何を残し何を外すかの判断に慣れることが大事です。