ディープワーク:通知を切った60〜90分を1日1ブロック確保する
作業中に通知や別のタブが気になり、深く考え込む時間が作れないことがあります。
ジョージタウン大学コンピュータサイエンス学部のカル・ニューポート教授は著書『Deep Work』で、注意散漫のない状態で行う知的作業を「ディープワーク」と呼び、成果は「時間×集中の強度」で決まると述べています。また、アンダース・エリクソンらの1993年の研究では、強い集中を伴う練習のセッションは60〜90分が上限とされ、初心者が1日に維持できる深い集中は合計1時間ほどが現実的と報告されています。
1日のうち1ブロック、60〜90分を「ディープワーク時間」として先に予定表に入れましょう。その時間帯はスマホを別室や引き出しにしまい、メールやチャットのタブも閉じます。始める前に「このブロックで何を進めるか」を一文だけ書くと、迷わず取りかかれます。終わったら「今日は何分集中できたか」を手帳やカレンダーに数字で記録し、週末に合計を振り返ります。最初は45〜60分から始めて、続けられそうなら週ごとに少しずつ時間を延ばしていきます。記録が続くと、自分の集中の上限が見えてきます。