今日の集中スイッチ(2026年04月23日)

マインドワンダリング対処:気づいて戻る練習で集中を保つ

集中しているつもりでも、気づけば別のことを考えていた、という経験は誰にでもあります。気が散るのを減らすのは難しくても、気づいて戻ることなら練習できます。

カリフォルニア大学サンタバーバラ校のマラゼックらが2013年に発表した研究では、大学生にマインドフルネス訓練を2週間行ったところ、ワーキングメモリ容量と大学院入試の読解スコアが向上し、課題中に気が散る頻度も減少しました。ヨーク大学のスモールウッドらが2015年にまとめたレビューでも、気が散ったことへの気づきが注意を作業に戻す契機になると説明されています。

集中時間に入ったら、時々「戻す」練習をしましょう。気が散っていたと気づいたら自分を責めず、そっと今の作業に意識を戻します。頭の中で「戻る」と一言唱えると切り替えやすくなります。集中のセッション中に気づいて戻る機会は何度か訪れるのが普通です。気が散った回数を紙に正の字でカウントしてみましょう。数字より「気づけた」事実を積み重ねる練習です。数日続けると、気づくまでの時間が短くなっていくのを感じられます。