区切って取り組む:60〜90分ごとに短い休憩を入れる
机に長く向かっているのに、思ったほど進まないと感じることがあります。集中力には自然な波があり、続けて作業すれば成果が伸びるとは限りません。
フロリダ州立大学のアンダース・エリクソン教授らが1993年に発表した研究では、西ベルリン音楽大学のバイオリン専攻生30名を調べたところ、上位群は1日およそ3.5時間の練習を、それぞれ60〜90分以下の3セッションに分け、合間に休憩や昼寝をしっかり取っていたと報告されました。長時間連続するより、区切って休む形のほうが成果と結びついていたわけです。
作業や勉強を60〜90分のブロックに区切り、間に10〜20分の休憩を挟んでみましょう。タイマーを使うと区切りが意識しやすくなります。休憩中は画面から離れ、軽く歩いたり外の景色を眺めたりすると気分が切り替わりやすくなります。集中が切れるタイミングは人によって違うため、自然と途切れる時間を数日記録して、自分に合うリズムを探してみてください。