目的の書き方:自分と誰かのためを両方書くと続く
やる気を出すために目的を考えても、退屈な勉強や単調な業務ではピンとこず、気分が乗らないことがあります。
米テキサス大学オースティン校のYeagerらが2014年に米国心理学会誌で発表した研究では、中高生・大学生2000人超に「自分の学びは将来、社会の誰かの役に立つ」と数分だけ書いてもらう介入を行いました。すると、その後の自宅での退屈な数学復習の時間が増え、数か月後の数学・理科の成績平均も上がりました。鍵は「自分のため」と「誰かのため」を両方含めることでした。
今日の勉強や仕事を始める前に、3分だけ手を止めて「この作業は将来の自分にもつながり、家族や同僚や知らない誰かのこんな役にも立つ」と1〜3行で書いてみましょう。一般論ではなく自分の言葉で具体的に書くのがコツです。書き終えたら目的の検討は切り上げ、すぐに最初の一問や最初の作業に取りかかりましょう。書き直すのは1日1回までに留めると続けやすいです。