気持ちを15分書く:感情を言葉にすると胸のつかえがほぐれる
もやもやした気持ちが頭に居座り、何をしていても胸のつかえが取れず、原因を考えても感情そのものはなかなか軽くなりません。
テキサス大学オースティン校のジェームズ・ペネベーカー教授が開発した「表現的筆記」では、参加者に動揺した出来事とそのときの感情を1日15〜20分・連続3〜4日間にわたり紙に書き出してもらいます。フラッタロリ博士による146件・約1万人のメタ分析では、書いた群は書かなかった群に比べ、その後の不安・抑うつ・体の不調が小〜中程度ながら改善したと報告されました。
気持ちが落ち着かない時期に、紙やノートを用意して気になっている出来事と、それに伴う感情を15分書き出してみましょう。誰にも見せない前提で書くのがコツです。文法や読みやすさは気にせず、思いつくまま書き続けて構いません。3〜4日続けたら一区切りで、毎日続ける必要はありません。書き終えると気持ちと出来事の間に少し距離が生まれ、頭が軽くなります。