朝の光:起床後すぐ屋外光を浴びると体内時計と集中が整う
朝起きてもなかなか頭が動かず、午前中ぼんやりしたまま昼を迎えてしまう、ということはありませんか。原因のひとつは、起きてすぐに目に入る光の量です。
イリノイ大学のモハメド・ブベクリ教授らが2020年に発表した研究では、同じレイアウトのオフィスで、自動調光ガラスを使って昼間の光量を高めた条件と通常条件を比較しました。30人の社員を対象にした分析では、明るい条件で働いた期間は戦略的思考テストの成績が42%上昇し、夜の睡眠も活動量計の計測で平均37分長くなりました。朝〜日中の光は集中と睡眠を同時に底上げします。
起床から60分以内にカーテンを開け、晴天なら10〜15分、曇天や窓辺なら30分ほど目に光を入れてみてください。机は窓から1.5m以内に置き、昼休みに10〜20分の屋外散歩を加えると効果が持続します。なお、夜の強い光は体内時計を逆方向に遅らせ、朝の効果を打ち消すため、就寝3時間前からは天井照明を消し、間接照明やナイトモードに切り替えるとよいでしょう。