ベジファーストと食後散歩:食後血糖を抑え午後の集中を保つ
お昼を食べたあと、午後の作業中に強い眠気や集中力の低下を感じ、なかなかペースが戻らないことがあります。
アイルランドのリムリック大学のエイダン・バフィーらが2022年に発表したメタ解析では、食後の身体活動が血糖値にどう影響するかを調べた7つのランダム化比較試験のデータを統合しました。その結果、座り続けた条件に比べて、食後に5〜10分の軽い歩行を取り入れた条件で食後の血糖値の上がり方が約17%抑えられ、立つだけの条件よりも効果が大きいことが分かっています。
対策はシンプルです。サラダや野菜・たんぱく質(卵・鶏肉・豆腐など)を先に5〜10分かけて食べてから、ご飯やパンに移ると血糖の上がり方がゆるやかになります。加えて、昼食をすませた直後にトイレや給湯室まで立ち、廊下を10分ほど歩く短い散歩を組み入れると、椅子に座り続けるよりも食後の眠気の波が穏やかになり、午後の作業に戻りやすくなります。