今日の集中スイッチ(2026年05月23日)

習慣は朝が定着しやすい:朝群は夜群より約48日早く自動化

新しい習慣を始めるとき、夜「明日から続けよう」と決めてもなかなか続きません。1日の終わりはやる気が落ちて、決めた行動を忘れたり後回しにしたりしやすいからです。

フルニエという研究者たちが2017年に行った実験では、学生48人をストレッチの習慣をつける2つのグループに分けました。一方は「朝起きてすぐ」、もう一方は「夜寝る前」にストレッチをします。約3ヶ月間、毎日記録したところ、無意識にできるようになるまでの日数は、朝が約106日、夜が約154日でした。朝のほうが約48日早く身についたのです。朝に出る目覚めのホルモンが、体に動く合図を送るからだと考えられています。

だから新しい習慣はできるだけ朝のうちに組み込みます。コップ1杯の水を飲む、ストレッチを5回、英単語を1ページ眺めるなど短いものを、起きて10分以内に1つだけ入れます。朝が忙しい人は、出かける支度の直前など毎日必ず通る時間に固定します。「夜まとめてやろう」と先延ばしせず、目が覚めた直後の落ち着いた時間に動かすほうが定着しやすく、続ける負担も軽くなります。10秒で済む小さな行動から始めると、無理なく形にしやすいです。