未来の自分への手紙:将来像を具体的に描くと今の努力が続く
「将来のためにがんばらなきゃ」と分かっていても、目の前のスマホやゲームに手が伸びてしまう。
UCLA経営大学院のハル・ハーシュフィールドらは、人が10年後の自分を考えるとき、脳の自己関連処理を担う部分の反応が、「現在の自分」よりも「他人」を考えるときに近づくことをfMRI実験で確認しました。続く2011年の研究では、仮想ミラーで70歳ごろに加工した自分の姿を見た学生は、退職口座への割当額が見ていない群の約2倍になりました。
5年後の自分宛に手紙を書いてみてください。ハーシュフィールドらの2018年の運動研究では、20年後の自分に手紙を書いた学生は、その後10日間の運動量が約1.4倍に増えていました。「来年の試験を終えたあなたへ」のように、なるべく明るく具体的に書くのがコツです。否定的な未来像はかえって逆効果になるので、変わらない強みも添えて書きましょう。