今日の集中スイッチ(2026年05月29日)

40秒の緑のひと息:休憩中の自然画像で注意が回復する

集中が切れたとき、つい休憩でスマホを見ていませんか。気分転換のつもりが、かえって頭が疲れて作業に戻りにくくなることがあります。

オーストラリアのメルボルン大学のケイト・リーらは、大学生150名を無作為に2グループに分け、集中力を使う課題の合間にたった40秒だけ、花の咲いた緑の屋上の写真かコンクリート屋根の写真をそれぞれ見せました。すると緑を見たグループは課題のうっかりミスがやや少なく、反応のばらつきも小さめでした。自然はぼんやり目を引いてくれるので、頑張って向ける集中力をひと休みさせるのではないか、と考えられています。

25〜50分ごとに、スマホを伏せ、窓の外の緑や空、観葉植物を40秒〜数分ぼんやり眺めてみてください。窓がなければ、自然の高解像度画像をパソコン画面でフルスクリーンに開くのでも構いません。別の研究では、休憩中にスマホを触ると精神的な疲れが大きくなる傾向が示されています。効き具合には個人差がありますが、短い「緑のひと息」を一日に数回挟むだけで、午後のミスや集中切れが減りやすくなるかもしれません。