振り返りの締め方:結果確認で終えず「次どう変えるか」まで問う
週末に「今週どれだけ進んだか」を確認して、それで振り返りを終えていませんか。実はその確認だけでは、次の行動はほとんど変わりません。
ベルギーのゲント大学のアンセルらが2009年に行った、仕事を模した課題での実験(合計1100人超)では、振り返っただけの人の成績は伸びず、「どこを直せばいいか」という手がかりと結びついたときだけ伸びました。トロント大学のレイサムらが2015年に行った職場実験でも、ただ成績を評価する面談より「次にうまくやる方法」を引き出す面談を受けた人の方が、4か月後の評価が高くなりました。
今日の振り返りは「何ができたか」の確認で止めず、それを手がかりに「次に何を一つ変えるか」まで決めましょう。コツは「次にこの状況になったら、こうする」と場面ごとに具体的に決めることです。例えば「夜に集中が切れたら、明日は朝に回す」のように。自分を責めるためではなく、次の一手を決めるために振り返るのがポイントです。その一つを来週の計画に書き込めば、改善が積み重なっていきます。