結果より行動を目標に:自分で動かせることに絞ると続けやすい
「合格する」「いい評価をもらう」といった結果を目標にすると、自分ではどうにもできない部分が多く、かえって不安になって手が止まりがちです。
イギリスのバンガー大学のキーラン・キングストンとルー・ハーディは、ゴルファー37人を、成績などの結果を目標にする群と、自分の動作に注意を向ける群に分け、1年ほど追いました。動作を目標にした群だけが、集中力・自信・不安を抑える力ではっきり伸び、結果を目標にした群でははっきりとは見られませんでした。同じ傾向は勉強や仕事の研究でも確かめられています。自分で動かせる行動に目標を置くほうが、集中と落ち着きにつながるようです。
目標を、結果ではなく自分の手で動かせる行動に言い換えてみましょう。「テストで80点」ではなく「今日は問題集を3ページ解く」、「いい企画を出す」ではなく「資料の章立てを1つ作る」のように、その日やる動作まで具体的に決めます。結果は最後まで自分だけでは決めきれませんが、行動は自分で決められます。一日の終わりには「決めた行動をやれたかどうか」だけを振り返りましょう。やれた日が増えるほど、前に進む手応えを保てます。