サボった翌日の再起動:1度の中断で積み重ねは消えない
勉強でも仕事でも、1日サボると「もう続けてきたことが崩れた」と感じて、そのままやめてしまうことがあります。けれど、1度の中断で本当に積み重ねが消えるかは別の話です。
ロンドン大学のフィリッパ・ラリーらは、96名に食事や運動などの日課を新たに選ばせ、12週間毎日続けてもらい、習慣として身についた度合いを7点満点で毎日記録しました。1日休んだ翌日の自己採点は下がりましたが、下がった分は平均で約0.29とごくわずかで、翌日からはまた同じ調子で伸びていきました。1度休んだくらいでは積み重ねはほぼ崩れないとわかったのです。ただし、何日も不規則に休み続けた人は身につけられませんでした。
サボった翌日は「もう自分はダメだ」とは考えず、「今回はたまたまだった」と1日だけのことに区切ってください。自分のせいと決めつけるほど、連鎖してやめやすくなるためです。そのうえで、いつもより小さく始めます。たとえば普段30分やっているなら、翌日は5分でかまいません。やれた事実が次の日を始める弾みになります。連続日数を死守するより、1か月のうち何日できたかという割合を見るほうが、結果として保ちやすくなります。