今日の集中スイッチ(2026年06月27日)

環境が変わったら仕組みを点検する:手がかりを新しく結び直す

机の周りを模様替えしたり、勉強や仕事をする部屋を変えたりすると、それまで続けられていた習慣が急に続かなくなることがあります。

習慣の研究で知られる南カリフォルニア大学のウェンディ・ウッドらは、テキサスA&M大学に移ったばかりの学生115人を、移る1か月前と1か月後で調査しました。住む場所や周りの人間関係が変わらなければ、それまでの運動やテレビ視聴などの日々の習慣はそのまま続きました。一方、場所や人間関係という手がかりが変わると、それに頼っていた分、それまで強かった習慣ほど崩れやすい傾向が見られました。この仕組みは、勉強や仕事の習慣にも当てはまると考えられます。

引っ越しや模様替え、異動や在宅から出勤への切り替えなど、勉強や仕事をする場所や周囲の状況が変わったタイミングでは、それまでの習慣がそのまま続くとは思い込まないことが大切です。あらためて「いつ・どこで・どんな順番で取り組むか」を紙に書き出しましょう。新しい場所や時間を手がかりとして結び付け直すと、習慣を少しずつ立て直しやすくなります。