今日の集中スイッチ(2026年07月03日)

開始5分前のガム:噛み終えてから作業に入ると効果が15〜20分続く

集中作業中にずっとガムを噛み続けても効果は伸びにくく、暗記の最中はむしろ短期記憶を妨げてしまう場合もあります。噛むタイミングを間違えると逆効果になりえます。

セント・ローレンス大学のオンパーらが2011年に大学生約224名を対象に行った研究では、作業前に5分だけガムを噛み、噛み終えてから作業に入った群が、思い出す力・頭の中で覚えておく力・情報を処理する速さで成績を伸ばしました。一方、作業中もずっと噛み続けた群では成績が伸びず、効果は開始から15〜20分でなくなりました。噛む動作と作業とで、集中する力を奪い合ってしまうためだと解釈されています。

集中したい作業を始める5分前に、覚醒感を高めやすいミント系のシュガーレスガムを5分だけ噛み、噛み終えてから机に向かいます。だらだら噛み続けるのではなく、大事な15〜20分の集中に合わせて短く使うのが目安です。暗記や覚え込みの最中は噛み続けず、暗記に入る直前に頭を起こすためのスイッチとして割り切って使い分けます。