今日の集中スイッチ(2026年07月10日)

画面と目:集中でまばたきが3分の1に減るのを休憩で補う

画面をじっと見ていると、まばたきの回数がふだんよりぐっと減り、目が乾いてかすんだり頭が重くなったりします。長時間の勉強では気づかないうちに起きやすい現象です。

慶應義塾大学の坪田一男らが1993年に発表した104人の測定では、まばたきは何もしていない時が1分に22回、机で本を読む時が10回、パソコン画面を見る時が7回と、画面を見る時は3分の1以下まで減っていました。原因は目そのものより脳の側にあり、頭を使う作業ほどまばたきが自動的に抑えられます。まばたきは1回ごとに涙の膜を目の表面に塗り直しているため、回数が減ると膜が乱れ、乾きやかすみが起きます。

画面や教材は目線より少し下に置き、エアコンや扇風機の風が直接目に当たらない位置に座ります。タイマーで50分ごとに区切りを作り、視線を数秒遠くへ外して数回しっかりまばたきします。乾く季節は卓上の加湿器を足します。それでも症状が残るなら涙を補う目薬(人工涙液)を1日3〜4回、毎日決まった回数さし、1ヶ月変わらなければ眼科の受診を検討します。