今日の集中スイッチ(2026年07月16日)

注意の残存:前の作業の続きをメモすると次の作業に頭が切り替わる

別の作業に取りかかっても、前の作業のことが頭から離れず、新しい作業に集中しきれないことがよくあります。

ワシントン大学のソフィー・ルロイらは2018年、進めていた作業を中断して別の作業に移ってもらう実験を学生対象に行いました。中断する直前に「今どこまで進んだか・続きをやるなら何から手をつけるか」を1分以内にメモした群は、メモなしで切り替えた群に比べて、次の作業で正確に思い出せる量が増え、最適な選択肢を選べる確率も上がりました。

作業を切り替える前に、止めようとしている作業について1分以内で書き残してみてください。書くのは「今どこまで終わったか」と「ここを再開するときの最初の一手」の2つだけです。たとえば「資料は冒頭から3段落目まで書いた。再開時はまず4段落目の見出しを決める」のように、動作の形まで書きます。続きを言葉で固定するほど未練が薄れて、次の作業へ頭が切り替わりやすくなります。