今日の集中スイッチ(2026年07月24日)

読む前に一問だけ疑問を持つ:答えを探す気持ちが集中を続かせる

教材のページを開いて、ただ淡々と目で追うように読んでいると、途中で気が散って集中が長く続かないことがあります。

カリフォルニア工科大学のカンとキャメラーらは2009年、19人の学生の脳を装置でスキャンしながら40問のクイズを読ませました。答えを見るには待ち時間などのコストを払う仕組みで、問いを見た瞬間に「答えを知りたい」と強く感じた人ほど、脳の中でごほうびを感じる部分(尾状核)が活発になり、そのコストを進んで払って答えを得ようとしました。答えを知りたい気持ちが強いほど、答えが得られるまで注意を保ち続けられることを示しています。

教材を開いたら、本文を読み始める前に、目次や見出し、太字の言葉にざっと目を通します。目についた言葉に「なぜ」「どうやって」を付けてみると疑問が作りやすくなります。自分がとくに答えを知りたくなった疑問を一つだけ書き出してから、その答えを探すつもりで読み始めます。答えが見つかったら、次に知りたくなった疑問をもう一つ立てて読み進めます。