毎日やる+週2回の緊急用の枠:できなかった翌日に戻りやすくなる
毎日続けようと決めた勉強や仕事でも、一度できない日があると、そこで気持ちが切れてやめてしまうことがあります。
ペンシルベニア大学のマリッサ・シャリフらは、大学生226人に冬休みの7日間、画面の文字を打ち込む作業を毎日出しました。7日のうち5日以上できた人の割合は、「毎日やる」と決めた人で約32%、最初から「週5日でよい」と目標を緩めた人で約26%と、どちらも3割前後でした。ところが「毎日やる。ただし緊急用に週2回まで休んでよい」と決めた人では約53%でした。同じ仕組みを5週間の歩数目標で試した実験でも、届かなかった日の翌日に達成できた割合は、この枠を持つ人が55%、持たない人は37%でした。
毎日やると決めた勉強や仕事について、まず緊急用に休める回数を週2回までと先に決めます。目標そのものは毎日のまま動かさず、使わなかった枠も翌週には持ち越しません。次に、この枠を使うのは、どうしても手をつけられなかった日だけにします。前もって「今週は水曜に使おう」と予定に組み込むのは避けてください。そして枠を使った日は、失敗ではなく想定内の休みとして数え、翌日いつもどおり再開します。