2026年08月19日

作業の30分前にコーヒーを1〜2杯飲むと、判断が速くなりミスも減る

作業を始めてもしばらく頭が回らず、うっかりしたミスが続くことがあります。コーヒーは役に立ちますが、量と時刻がずれていると力を発揮しません。

コペンハーゲン大学のクローヴェとペーターセンが2025年に分析を発表しました。カフェインと注意力を調べた31件の実験、合計1455人分をまとめたものです。寝不足でない健康な大人がカフェインを摂ると、出された課題に答える速さと正確さが、どちらも上がっていました。ただし速さは量が多いほど伸びる一方、正確さはコーヒー2杯分にあたるカフェイン200ミリグラムで伸びが止まり、それより多いと逆に下がりました。効き始めるまでにも時間がかかり、体に行き渡るのはおよそ30分後です。

集中したい時刻を決め、その30分前にコーヒーを飲んでください。飲んですぐでは間に合わないので、逆算して先に飲んでおきます。量は1杯を基本に、増やす場合でも一度に2杯までにとどめてください。それより多いと、速さは伸びても正確さが落ちていきます。ふだんの一杯を早めるだけなので、新しく時間を作る必要はありません。取りかかってからの判断が速くなり、うっかりしたミスも減りやすくなります。