習慣が切れた原因を性格ではなく時間や場所に探すと、戻しやすくなる
勉強や仕事の習慣は、一度途切れた日から崩れていきます。二、三日空いただけで自分は続かない人間だと感じ、戻れなくなります。戻れるかどうかは、途切れた後の過ごし方で変わります。
中国医学科学院・北京協和医学院看護学院のマーらは2023年、習慣づくりを試した10件の実験を集め、2,349人分のデータを分析しました。実験では、予定を立てる、きっかけを決める、記録をつけるなど、いくつもの方法が使われていました。それらを一つずつ比べたところ、習慣の身につき方の伸びと最も強く結びついていたのは、うまくいかなかった原因を調べて対策を選び直すという方法でした。
習慣が途切れたら、まず、その原因になったものを一つだけ挙げてください。このとき、自分の性格や意志の弱さは理由に数えず、時間帯・場所・直前の行動など、変えられる段取りから探します。次に、その段取りを一つだけ変える方法を決めます。夜にできないことが原因なら朝に回す、机が散らかっていることが原因なら前の晩に片づける、という具合です。そして次の一回で、その方法を試してください。原因を一つずつ潰せば、途切れた日は終わりではなく通過点になります。