計画は終わりから書くと、いつ終わるかの予想が実際とずれにくい
終わる日を見積もって予定を組んでも、その日を過ぎてまだ終わらない……。かかる日数を、実際より少なく見積もってしまうからです。
カナダのウィルフリッド・ローリエ大学のウィーゼらは、187人に締切のある課題の計画と、終わる日の予想を書かせました。やり終えた場面からさかのぼって並べるグループ、今から順に並べるグループ、指定しないグループの3つに分けた小規模な実験です。2週間後に終えたと答えた125人の回答では、順に並べたグループは予想した日より約1.9日遅れて終わったのに対し、さかのぼって並べたグループのずれは約0.2日で、ほぼ重なったと報告されています。ただし、追試の報告はまだありません。
締切のある課題の計画は、まずその課題をやり終えて手を離した場面を想像して、紙かメモアプリに書きます。次に、その直前に必要なことは何かを考え、一つずつさかのぼって並べます。レポートなら、提出した場面から、見直し、書き上げ、資料集め、と戻ります。すべて並べ終えたら、最後にいつ終わりそうかを書き足します。ここは計算ではなく、そのときの見通しで構いません。その日は実際に終わる日に近づくと考えられます。