2026年09月08日

ドキドキを「力が出るサイン」と言い聞かせると、本番の出来が少し上がる

テストや発表の直前に心臓がドキドキして手が震えると、「緊張して失敗しそうだ」と感じて頭が回らなくなることがあります。

ベルン大学のボスハルトらが2024年に、35の実験、5638人分をまとめて調べました。テストや発表の前に「心臓が速いのは体が酸素を送って動く準備をしている印だ」と教わった人は、無関係な文章を読んだ人や緊張は害だと聞いた人より、その場の課題の成績が平均で良いという結果が出ています。ただし差はごくわずかで場面による差もあり、原典ももっと研究が要ると断っています。緊張を下げず、受け止め方だけ変える方法です。

テストや発表の前に胸のドキドキや手の震えを感じたら、「これは体が酸素を送って力を出そうとしている印だ」と心の中で自分に言い聞かせてください。ドキドキが残ったままでかまいません。そのまま目の前の課題に取りかかってください。緊張を敵と思ったまま臨むより、平均では少し良い出来につながると期待できます。