画面を白い背景に黒い文字にすると、文字がくっきり見えて読みやすくなる
画面の文字がぼやけて見えて、読みづらく感じることがあります。画面の配色も、見やすさを左右しているようです。
ハインリッヒ・ハイネ大学デュッセルドルフのピーペンブロックらは、合計169名を白い背景に黒い文字か、黒い背景に白い文字の画面にランダムに分け、小さな輪の切れ目の向きをどこまで見分けられるか(視力)を調べたところ、白い背景のほうが成績が良かったと報告されています。誤り探しの課題でも、正しく見つけた誤りは1本あたり若い人で約4.5個対約3.8個、年配の人で約3.2個対約2.7個と、白い背景が上回りました。白い背景の画面は明るく、同じグループが明るさをそろえた実験では差が消えたため、効くのは配色より目に届く光の量とみられます。
画面で文字を読むときは、白い背景に黒い文字の表示にしてみてください。パソコンやスマホのダークモード(黒い背景に白い文字の設定)を切り、文書やブラウザも明るい配色にします。白い背景でも画面を暗くすると効きにくいので、明るさは下げすぎないでください。文字がくっきり見えて読みやすくなり、見直しで見つかる誤りも少し増えるかもしれません。