2026年09月12日

講義や動画のノートは手書きして見返すと、テストの点が上がりやすい

講義のノートは、パソコンで打つほうが速く、文字も多く残ります。ところが、その速さや文字の多さは、テストの点に結びつくとは限らないようです。

ジョージア・サザン大学のフラニガンらは2024年、大学生3005人、24の実験をまとめ、手書きでノートを取った学生のほうがパソコンで打った学生よりテストの点が高かったと報告しています。差は小さめです。一方、文字数はパソコンのほうが多いのに、その多さは点につながりませんでした。大事なのは、見返す時間があった研究では、なかった研究の約2倍の差が出た点で、見返すと手書きの効果がより大きくなると読めます。ただし別チームの分析では差が出なかったものもあり、決着はついていません。それでも、パソコンが上との結果はありません。

まず、講義や動画では、紙とペンでノートを取ってみてください。次に、そのノートを講義が終わったあとに一度読み返します。こうして読み返すと、手書きにした効果がさらに大きくなります。手書きだと文字数は減りますが、テストに出る要点はパソコンと同じくらい残せるので、あとのテストの点に結びつきやすくなります。