2026年09月15日

目標を下限と上限の幅で決めると、終えたあとにまた取り組みたくなる

目標を決めるとき、数字はひとつだけ書くのがふつうです。ただ、その数字が高すぎても低すぎても、終えたあとに次へ向かう気持ちは残りにくくなります。

フロリダ州立大学のマウラ・スコットらは、174人に4分で商品を選ぶゲームをしてもらい、集める点数の目標だけを変えました。幅で決める組、数字ひとつで決める組、確実に届く数字ひとつで決める組の3つです。終了後に「またやりたいか」を7段階で聞くと、参加者の答えは幅の組が5.23、あとの2組が4.51と4.66だったと報告されています。ゲームで集めた点数は3組とも同じくらいでした。下限が「届く」手応えを、上限が「もう少しやれる」張り合いを生むためだと著者らは説明しています。勉強や仕事でも同じことが起きそうです。別のチームによる確認はまだありません。

取りかかる前に、今日の目標を幅で書いてみてください。まず、確実に届きそうな数を下限にします。次に、うまくいけば届く数を上限にします。「3〜7ページ」のように波線でつなぐだけです。下限を超えれば達成で、上限に届かなくても失敗ではありません。終えたあとにまたやろうという気持ちが残りやすくなるかもしれません。