2026年09月16日

休憩を時間で決めず自分の区切りで取ると、集中・やる気を高く感じる

内容が頭に入ってきたのに、時間だからと手を止めて勢いが落ちる……。決まった間隔で休むやり方が自分に合うかどうかは、試さないと分かりません。

マーストリヒト大学のアリ・ギョクスらは、176人を2組に分けました。片方は12分読んだら3分休むと決められ、もう片方は休むタイミングも長さも自由です。どちらも同じ文章を、最長60分読みます。参加者の回答では、「自由だった組」のほうが元気・集中している感じ・やる気が高く、気の散りは低かったと報告されています。感じ方の差は小さめから中くらいで、たとえばやる気は、「自由だった組」の7割が「決められた組」の平均を上回りました。一方で、読み終えたあとの読解テストの点数には差が出ませんでした。同じグループの別の実験では逆の結果も出ています。

60分ほどの自習では、休憩を何分ごとと決めずに始めてみてください。手を止めるのは、ひと区切りついたと自分が感じたときです。中途半端なところでタイマーが鳴るのを待つ必要はありません。休む長さも決めません。戻れそうだと思えたら、机に向かいます。時間を決めるやり方と、自分の感覚に従うやり方、どちらが合うか試して確かめてみてください。